[小ネタ] AWS CloudShellを常に別タブで開く方法

しばたです。

今年の3月にAWS CloudShellを開くときの挙動が変わりマネジメントコンソールの現在開いている画面上に表示される様になりました。

https://dev.classmethod.jp/articles/cloudshell-within-management-console/

これは利用者からの要望に基いた更新なのですが、私個人としては昔からの「常に別タブで開く」方を多用しており、できれば旧来の動作をデフォルトにしたいと感じていました。
そのために試行錯誤した結果を本記事で解説していきます。

正規の方法

前掲の記事にもありますが、一度開いたCloudShellの右上にあるリンクをクリックすれば別タブで開き直すことができます。

本記事を書くまではこの方法を採っていたのですが、ひと手間かかってしまうのに加え元画面のコンソールが切断扱いとなり後始末が必要なのが小さなストレスとなっていました。

(元画面のコンソールが切断扱いになり、かつ自分で最小化しないといけない...)

どうにか常に別タブで表示したい

というわけでどうにかして「最初から別タブで開く」方法を探したのですが、残念ながら設定で解決することはできませんでした。
さらに、例えばChromeでは「Ctrlキーを押しながら左クリック」すればリンク先を別タブで開ける^[1]のですが、標準で存在する2つのリンクは両方とも対策されており期待した動作をしませんでした。

他にもいろいろ調査して「専用のブラウザ拡張でも作ろうか？」とも考えたのですが、最終的には次の方法を採ることにしました。

採用した方法

マネジメントコンソール上部の検索欄から「CloudShell」を検索しお気に入りに追加してやれば専用のリンクが増えます。

リンクが増えた結果はこんな感じです。

このリンクをクリックすると全画面でCloudShellを開いてくれます。

これを「Ctrlキーを押しながら左クリック」すれば別タブでCloudShellが起動するので「常に別タブで開く」を代用できます。

最後に

以上となります。

旧来の動作を多用する人はそう多くない気もしますが私はこんな感じで代用しています。
本記事の内容が誰かの役に立てば幸いです。

脚注

1. Chromeに限らず大抵のブラウザは同じ操作をサポートしている ↩︎